【今更】キラッとプリ☆チャン1stミニアルバム感想

ぷりちゃんわ!Marcoです。
久しぶりに普通な(?)ブログを書いている気がします。

今回はタイトルの通り、今更プリ☆チャン1stミニアルバムの感想を書こうかなと。
ここまで(紫藤める加入頃)のストーリーについては余裕があれば今度書きます。

それでは感想、オンエアー!


楽曲リスト

  1. レディー・アクション!
  2. ワン・ツー・スウィーツ
  3. スキスキセンサー
  4. Play Sound☆

雑感

どれもそれぞれのキャラクターをそのまま描いているなという印象。
今描かれている、表層のキャラクターを描いているにしか過ぎない*1ような気もして、今後どういったアプローチで内面に触れていくのかが気になります。
アニメ内では無理矢理な展開で歌った曲もありますが、そのあたりはノーコメントとします。(御都合主義という話についてはまた別の記事で書きます)

歌詞全部転載はできないので、特筆すべき部分について引用していきます。

楽曲感想

レディー・アクション!

(歌詞)

『弱気のヨロイ とっても重いから だいすきを集めて とっておきを着て!』
『勇気をジャマしてるためらい それはダメじゃことじゃない 誰しもみんな 最初から強くないよ』 

大きな一歩を踏み出した彼女たちから送られる一歩の重さ。踏み出すことはあまりにも難しくて、そんなときの弱気に立ち向かうための魔法。
私の大好きを集めた、とっておきのコーディネートで立ち向かう。そんなあまりにも真っ直ぐなプリ☆チャンをぶつけてきました。

それでありながら、最初から何でも出来る*2わけじゃないという現実を突きつけます。
個人的には、この歌詞がありながら、後にえもがあんなに「最初から出来たんでしょ」という言葉を吐くところが人間らしくて面白いなと思ったりもした。

ワン・ツー・スウィーツ

(歌詞)

『魔法なんかじゃない とっておきのワザ わたしの努力の製菓』
『ひとつひとつのステップ ふいに過る失敗 それでもすべては ちゃんと明日へ続いてる』 

まるで魔法のように飛び出たステージは、努力によって裏付けられたものであった。
レディー・アクション!でも描かれていた、最初から出来るわけじゃないというメッセージの行く先がここにも描かれています。

失敗というフェーズで苦しんでしまっても、それはまた次のステップに向けたものなんだというポジティブなスタイル。
まさに"甘い"歌詞なんですが、この継続というものはプリ☆チャンにとって一つのキーワードなんじゃないかなと考えています。

スキスキセンサー

(歌詞)

『ちまた ウワサ ひとのコトバ 流されるかは自分次第』
『君はどうする?「合わせる」じゃなく 知りたいのは君の声』

この曲の映像を見たことで私はプリ☆チャンを見始めました。(確か三話、四話頃)
へそ出しチアコスチュームとか違法でしょ。そんな格好しちゃだめだよえもちゃん。

……閑話休題

中学生にありがちな噂話、独特な人間関係。それとも、インターネットにはびこるデマ、ウワサ、巨大コミュニティにおける同調圧力的な風潮。
そんなものを疑って、"君の声"を求めたチアリーディング。あなたの声を届けてほしいと、あなたの好きという感覚を発信してほしいという応援である。

ここまでの二曲とは少し異なって、社会的なところに踏み込んでいると思う。
それでも背中を押す姿勢は変わらず*3、主題は君に訴えかける内容というのが興味深い。

Play Sound☆

(歌詞)

『ドキドキ ひろがれば希望が生まれるだろう 忘れない 輝くこと もっともっとステキになれる』
『自分を好きに なりたいなら ついておいで』

ここまでの楽曲とは明確に異なり、Meltic StAr(あんな/さら)のパフォーマンスを魅せつけていく楽曲である。
その中でも、この二点は特徴的かなと思った。

自分を綺麗に見せる、輝かせる。そして好きになる。
とても魅力的で、間違いなく難しい問題に、私たちMeltic StArならそんな世界を魅せてあげるというメッセージをぶつけてきた。

かわいい、かっこいい、綺麗、憧れた姿になりたいと思うのは自由だ、と歌いながら、自らがそのかっこいい姿を魅せるというのがいい描き方だと思った。

まとめ

超えもい!

正直アニメ本編は掴み所がないというか、なんかなあ……というのが本音なんですが、楽曲のメッセージ性は好きでした。
しかしアニメでの放送からCDになるまで想像以上に時間がかかるのは改善してほしいなと思ったり、ハイレゾ音源配信してよ~と思ったり。
次回収録のキラリ覚醒☆リインカーネーションとか、放送からCDまで結構空いちゃいますしね。
ハイレゾについては音質以上の理由があって、CD版は伴奏とボーカルがかかって、ボーカルの輪郭がボケている感じなので、二種類のミキシング/マスタリングがあると好みに応じて聴けるなあと思った次第です。

記事中でも触れましたが、書きたい記事が何個かあるので余裕を見つけて書きたいですね……。
別件でもブログとかレポート書かなきゃいけないので、文章書きまくっている感じがすごい生活ですね。
読んでいただきありがとうございました。XD

*1:1stCDなので今回の描き方は正しいと思います

*2:挑戦できる、というニュアンスのほうが近いかもしれないです

*3:そもそもチアというコンセプトから仕方がないのだが