青春18きっぷ旅行 5日目【ゆるゆる博物館めぐり】
今日が京都最終日です。明日名古屋までれっつごーって予定です。その後の予定考えてないのでどうにかしないとまずいっすね……。
本日の活動
- 竹林に行く
- 京都国際マンガミュージアムに行く
- 京都文化博物館に行く
- サイゼリヤに行く
- カラオケに行く
- ネットカフェに行く
ざっくり
竹林
夕方とはまた違う雰囲気ですね。緑がはっきりするので、個人的に色使いとしてはこっちのほうが好きでした。ライトアップされてるときも見てみたい。
京都国際マンガミュージアム
※見落としがある可能性は否定できません。芸術、文化論などは専攻していないのであしからず。
うーん、まあこれはちょっと個人的に悩ましい上での感想なんですけど、極端に閲覧物の価値が"自由に読める漫画本"に偏ってるんですよね。
確かに漫画のある程度の歴史とか雑誌の登場、戦争を超えて、世界的に見たときの漫画といった研究が短いなりにまとまっていて、企画展では所謂漫画記号(=漫符)について詳細に考察されていて面白かったです。
ただ、自由に漫画が読めるということのほうが強くなってしまっているんじゃないかなと思うんですよね。まあ確かに漫画のミュージアムなら漫画だけ並べておけばいいじゃんって理論は誤りではないんですが、じゃあ漫画喫茶やらブックオフはミュージアムなのかってそれは違うじゃないですか。
歴史的に高い評価を得た漫画ということで展示もあったんですが、何故この作品がここに並んだのか?を研究背景とともに説明するべきであると思うんですよ。少なくとも、並べたから全部読めるし理解できるよねっていうのは非現実だと思うんです。それは本当にやってることは漫画喫茶の人気漫画コーナーと変わらない。
あとはまあ、これは少し前から気になっていることではあるんですが、成人向け漫画ってものは本当に表舞台にないものなんですね。確かに観光地にしてテーマパークとしてやりたいならちょっと不向きかもしれないんですけど、そういった漫画については一切触れてないのかなーと思って少し悲しい気分になりました。表現の自由と同じように、作品だって人から嫌悪されるものこそ守らなければ存在しないものになってしまうんです。今私のいるネットカフェの本棚のほうがよっぽど成人向け漫画ミュージアムなんですよ。
補足ではあるんですが、コミックマーケットの文化においては成人向けも触れられてましたね。なんか出版社関係で難しいとかあるんですかね?(二次創作こそ触れるの難しそうなんですが)
京都文化博物館
常設展示っぽい部分はまあなるほどーこんな歴史があったのかーという、おそらく京都市の小学校とかで触れるんじゃないかなって話です。京都の俯瞰図があって、都がどう一時的に動いてなんだかんだとか書いてありました。
んで企画展っぽいところが面白かったです。二日前に訪れた京都市学校歴史博物館でも触れていたように、京都では教育が盛んでした。その過程で所謂郷土教育も行われ、結果としてさまざまな歴史資料が各学校に点在することになったのです(ちょっと読んだ感じ、土器の出土量とか桁外れっぽいので教育目的に一部使うのは問題なさそう?)。中には学校と教育委員会、大学の考古学者が協力して採掘したり、その地域の老たちに聞き込み風土記を書いたりしたようです。
個人的に面白かったのは、教育のための複製品の製法について言及しているところでした。おそらく本物と同じ手法で作られていて、見た目だけではなく文化を含めて総合的な複製品になっているとか書かれていました。その技術を持っているのも二社しかなかったらしく、相当な職人芸だったんでしょう……。
以降
思ったよりも時間が余った。ので時間つぶしてたら抹茶パフェ食いそこねたので明日の朝イチで食べます。計画クソすぎない?
感想
予定は立てなくても問題ない。けどそれが出来るのは多少の慣れが必要ですね。情報収集するにしても、最悪のケースでどうするか?を意識するといいかもしれない。飲食チェーン店がどのあたりにあって、休みたいときに行けばいいとわかっていると心理的によさそう。
地味な収穫としてはカラオケは時間つぶしにすごくいい。場所によるかもしれないのが難点。
あとサイゼリヤのミラノ風ドリアに置いてあったチーズかけたら割と良かった。