生きているというのは死に続けるということだ

人は生きているだけで死んでいく。

死んでしまったら取り返しがつかないなんていうけど、過ぎていく時間の取り返しがつく人だってこの世には存在しない。

あのときにもう一度戻りたいなんて過去を思い出して泣けるなら、きっと息絶えたあとも泣いているんだろうなぁ。


2chコピペを読んでいてふと思った話。どこかの誰かの話なのに眼前に記憶が浮かんできて、ああもうそんなときに戻ることなんて出来ないんだって、過ぎていく時間に取り返しなんてつかないんだって思ったことから書いてみた。

『つまり、あっという間に過ぎ去った義務教育の儚い景色は、死後の世界から見たものだった。』という一行をどこかに入れようとしたんだけど、どうも突拍子もない展開になっちゃうので蛇足だと思って外してみた。

生まれてから死ぬまでという話で、過去に読んだ作品だと家族計画(特にアフターストーリー)とかこなかなで生死観を描かれていたけど、結局のところ"自分がどう生きたいか"ということが大事かなあと思っている。ある意味で言えば"なりたい私"の話にもなるね。

私の性格上というか来歴上、経験上、人生上、過去にすごく縛られているなと思うと同時に、過去が好きで仕方がないというか、無限の分岐で楽しめる最高のアドベンチャーゲームみたいな感覚で見ているので、これみたいな文章にアウトプットできたのは割と興味深い出来事だなぁと思う。

ちなみに今こんなことをしている場合ではないので、そろそろ筆を置いてキーボードを叩くことにします。まあこれもキーボードで叩いてるんですけど。はい。