10.16調整予定の話

参考

lolninja.net

これは調整予定の話です。

競技シーンの話をします。

現状、競技シーンでOPと言えるのはボリベア、アッシュ、カルマ、TF、バードあたりでしょう(セトも次いで居ますね)。TFやバードに関しては圧倒的と言ってもいいスノーボール性能ですし、カルマの序盤の安定感と集団戦におけるシールドの性能、ボリベアはスタッツおばけ、アッシュはASぶち上げてエンドレススローマシンという感じで、そもそもチャンプ性能がかなり高い(ADCに関しては選択肢がないのもそうですが……)ということがありました。

特にボリベアはTOP/JGのフレックス性があったり、カルマもTOP/MID/SUPのフレックス性がある点で、競技シーンにおけるドラフトでかなり有利に立ち回れるのも強力でした。

そこで10.16のパッチを見てみると、ボリベアはQの増加MSが2/3になるとのことで、序盤のガンク性能・セットアップ性能が落ちるため、かなり影響が出るのではないかなと思います。

事実上、ガンクするならフラッシュ使うくらいな感覚でしょうか。ニンバスクロークもナーフされているので、青スマの価値も若干落ちるところもあります。

おそらくTierとしてはオラフと合わせるくらいの立ち位置ではないかと思います。同時にセトもナーフ予定らしいですが、こちらは調整に近い基礎ダメージのナーフなので(おそらくEとWによる中盤以降のウェーブクリア性能を若干落とすのがメイン)、ボリベア・オラフ・セトのラインアップは横並びに近い立ち位置でエンゲージ性能やパワースパイクから判断されるのではないかなと思います。

続いてアッシュですが、QのAS増加量がナーフされ、QがMAXになるときには20%もナーフになります。とはいえASをメインで確保するのが主流なので、確かに厳しいとはいえ一気にティアが落ちるほどではないかなと思います。ただ、ケイトリンのようなクリティカル一発が大きなADCも出てきていいのかなと思ったりもします。(が、いわゆる古典的なクリティカルADCたちは軒並み絶望的な性能なので、出てきてもケイトリンくらいでしょうね……)

さて、カルマについてですが、シールド性能ではなくQのマナとCDをナーフしてきました。集団戦性能は維持しつつ、序盤に過度な性能を持たせないようにしたいというのが意図ではないかと思います。安定性という点ではそれでも弱くはないと思いますが、アグレッシブなルルやディフェンシブなモルガナが出てきてもいいかもですね。

TFについては調整なしですね。RのCDを伸ばすとか効果時間減らすとか詠唱時間伸ばすとかWのCD伸ばすとかあってもいい気はしますが、チーム・プレイヤーによってうまく扱えるか差があったり、ガリオやバード、タムケンチ、パンテオンのような遠距離からアプローチできるチャンプで対策が取れないわけではないなど、一方的に強いだけではないというのが見解なんでしょうかね。

最後にバードですが、基礎ステータスが若干ナーフされたのと、Wの最大基礎回復量が軒並み15減ったことですね。競技シーンだとレーンにWを2, 3個置いて、ミッドや敵JGにお散歩する様子が多々見受けられたので、そこを突けるようにという変更だと思います。これは結構いいんじゃないかなと思います。

個人的に、ADCってそもそもチャンプが少ないので今弱くて死にかけているチャンプたちを少し強化してほしいなぁという思いはあります。トリスターナのEにクリティカル率によってダメージ増加する性能がつくっぽいですが、どれくらい変わるのか気になったりします。割とアッシュのAS特化な操作感、ADCだな……って感じがあって好きなんですよね。

このパッチがプレイオフ、10.17とかがワールドパッチだと思うので、直近の競技シーン動向はしっかり追っていきたいと思います。ルシアン、ラカン、ジャックス、ジグスのバフはちょっと影響あるかもしれないですね。

 

2020-08-05追記:

結局概ねこの通りだったんですけど、アカリやばくないすかね……Qのバフまで引っさげてきましたよ……。

まあワールドはまだ先ですけど、チームのミッドレーンがほぼチームのティアだったりしている現状はまだまだ続きそうですねぇ。

なんとなく、トリスターナもルシアンもADCとしてではない形で出てきてもおかしくない気がしますし、ミッドレーンに関してはBANしてBANしきれないというのが現状かもしれません。