LoLの何が面白いかって話
たしかにクソみたいに時間拘束されるよなぁと思ったんだけど、少なくとも過去プレイしていて(あるゲームのプレイヤーが言うように)懲役だと感じたことは一切ないし、むしろ試合が始まってから終わるまでは一瞬のように感じている。それはまるでこのゲームに吸い込まれているかのような感覚。
私は間違いなくこのゲームを神ゲーだと思っているし、最高に面白いゲームだと思っている。んで、なんでそう思うのか、率直に書いてみることにした。
1.どうあがいても公平であること
このゲームはマッチング、バランスにおいて、少なくとも公式の姿勢として公平である。二週間ごとくらいにバランス調整はあるし、Redditを含め様々な方法で公式に声を届けることも出来る。
基本的に、マッチングした10人の平均した実力は大差ない*1。その上、このキャラクターを取ったら勝てるだろうということもそうそうない。どうあがいても、試合が始まるときは公平であるという事実が大きな価値を持っている。
それ故にeSportsというシーンもとても広い。個人的にはこちらも推してるので後述。
2.勝利というものに対する中毒性
1.のおかげで勝利というものに対する中毒性が異常に高い。
負けるということは自分を含めて味方のチームがうまくプレイできなかった(実力上は大差ないので、下手だった、技術的に劣っていた、というのは適さないと思っている)ということであって、逆に言えば勝てたということは自分を含めて味方のチームがうまくプレイしたということである。
自分には少なくとも1/5の仕事があって、それを果たして勝てたという事実の中毒性があまりに強いと感じている。
もちろん、1/5以上に――つまりMVPのような活躍をすることの中毒性は更に高い。誰もが勝ちを目指しているし、緊迫した試合ならなおさらMVPを掴み取るべく、過去に得た経験を生かして戦っていく。
誰しもが敵の陣地を破壊する瞬間のために戦っているのだ。
3.誰もが完璧になれないという現実
勝ったからと言って終わらないし、負けたからと言って終わらない。誰もが完璧になれないという現実がそこにはある。
これは世界一のプロでも翌年に負けるなんてことはざらにあるし、それはレートの低いプレイヤーならなおさらである。
それでもキャラクターをもっと使いこなせるようにしたいとか、集団戦*2で立ち位置がもう少し改善できたとか、あのシーンであそこを狙ったら良かったとか、視界*3の取る場所を他の場所にしておけば敵の場所に気がつけたかもしれない……のように、無限のような要素故に生まれる無限の改善点が浮かんできて、次の試合ではもっとうまくやってやろうという気になる。
番外編:eSportsシーンの存在
LoLというゲームがどれほどに熱い戦いを体験できるものかはなんとなくわかったと思う。そんな中で存在するeSportsシーン、通称競技シーンについて紹介したいと思う。
競技シーンとはその名の通り、LoLを競技としてみなして行われるもののことである。特に各地*4で行われるプロリーグや、そのプロリーグを勝ち上がったもので争う世界大会などを示すことが多い。
それぞれのチームには、各地のサーバーでも上位0.1%に入るような最高の技術を持つプレイヤーたちが所属している。
そんなスーパープレイヤー(やコーチ)たちがチームで練習を行い、普段のゲームでは見ることの出来ない試合展開を魅せてくれるのだ。特にチームならではの連携したスーパープレーには、会場から悲鳴が上がることもある*5。
ちなみに観戦はYouTubeなどで配信されていて、もちろん無料である。現在、日本語での配信があるのはKR(韓国)とJP(日本)の大会のみだが、世界大会になるとそちらも日本語で配信が行われるので安心して見れる*6。
今年の世界大会は10月2日から始まり、11月10日に決勝戦が行われる。残念なことに今回の開催地はEUなので、時差の関係上日本だと観戦がしにくいかもしれない。決勝戦の開催現地時間が従来通り(15時)であれば、日本時間だと23時開始になるかなと予想している。だいたいBO5(3本先取)だと最大5時間~6時間なので、最悪明け方まで続くだろう。
しかし応援するチームが出来るとNAの大会(大体5:00~6:00頃開始)すらも起きてしまうので、まずは下記する参考サイトからYouTubeやTwitchでハマってくれることを願っている。
参考サイト
The Pentaというシリーズがプロのファインプレー集なのでおすすめです。